ざっくり簡単解説!足利義満とは?
足利義満(あしかが よしみつ)は、室町幕府の第3代将軍であり、1368年に将軍職に就きました。彼は、父である足利義詮の後を継ぎ、室町幕府の基盤を強固にしました。義満は、南北朝時代の内乱を収束させ、南朝と北朝を統一するという大きな功績を挙げ、これにより幕府の権威を高めました。
義満の治世では、文化面でも重要な役割を果たし、金閣寺の建立や、勘合貿易を通じて明との交流を促進しました。義満は、内外での政治的・外交的な成功により、室町幕府の最盛期を築いたとされています。彼は朝廷との関係も強化し、太政大臣に任命されるなど、将軍としての権威を超えて政治の中心に立ちました。
義満の死後、室町幕府は徐々に衰退しますが、彼の治世は室町時代の中でも特に安定した時期として知られています。
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