ざっくり簡単解説!東山天皇とは?
東山天皇(ひがしやまてんのう)は、日本の第113代天皇であり、1687年に父である霊元天皇の譲位を受けて即位しました。彼の治世は江戸時代中期にあたり、徳川幕府が安定した支配を行っていた時期です。東山天皇の治世は約20年間(1687年~1709年)続きました。
東山天皇の治世中、江戸幕府との協調関係が維持され、政治的権力は幕府に委ねられた状態が続きましたが、天皇としての儀式や文化的役割を重視し、朝廷の伝統を守ることに力を注ぎました。彼の時代は、江戸時代の文化が発展した時期でもあり、元禄文化が栄えた背景で、天皇もその文化的な活動に貢献しました。
1709年、東山天皇は息子の中御門天皇に譲位し、退位後は隠棲生活を送りました。東山天皇の治世は、江戸幕府との安定した協調関係の中で、天皇家の象徴的な役割を維持した時期として評価されています。
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