ざっくり簡単解説!六条天皇とは?
六条天皇(ろくじょうてんのう)は、日本の第79代天皇であり、父である二条天皇が崩御した1165年にわずか2歳で即位しました。在位期間は1165年から1168年までの3年間で、幼少の天皇であったため、実際の政治は祖父である後白河上皇が行っていました。
六条天皇の治世は、平安時代末期の院政が続く時代にあたり、祖父の後白河上皇が院政を通じて実権を握っていました。六条天皇自身は非常に幼いため、政治に関与することはほとんどなく、形式的な天皇としての役割を果たしました。
1168年、六条天皇は退位し、従兄弟にあたる高倉天皇に皇位を譲りました。退位後は「上皇」としての地位を持ちながらも、政治的には影響を持たず、若くして静かな生活を送りました。彼の治世は短く、その政治的役割も限定的でしたが、平安時代末期の院政時代の一端を担った天皇として位置づけられています。
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