ざっくり簡単解説!聖武天皇とは?
聖武天皇(しょうむてんのう)は、日本の第45代天皇であり、奈良時代を代表する天皇です。彼の治世(724年~749年)は、仏教を国家的に奨励したことで知られ、宗教と国家統治の結びつきが強まりました。特に有名なのは、東大寺の大仏建立です。
聖武天皇の治世では、疫病や飢饉、天災が相次ぎ、社会不安が高まりました。こうした状況の中、仏教の力によって国を安定させようとする方針が強化され、全国に国分寺と国分尼寺が建てられました。
また、聖武天皇は、平城京から恭仁京、難波京、紫香楽宮など、複数の都へ遷都を繰り返しましたが、最終的に平城京に戻りました。
彼の治世は仏教の国家的役割を強化し、文化や宗教の発展に大きく貢献しました。聖武天皇は749年に退位し、娘の孝謙天皇が即位しました。
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