ざっくり簡単解説!昭和時代とは?
昭和時代(しょうわじだい)は、1926年から1989年まで続き、昭和天皇の治世を指す日本の歴史上、最も変化の大きい時代です。戦争、復興、そして経済成長という波乱に富んだ時期で、社会全体が大きく変容しました。
昭和前半は、第二次世界大戦が最大の出来事でした。日本は戦争に突入し、1945年に敗戦。これにより、天皇の政治的権力が失われ、日本国憲法(1947年)が施行されました。戦後、連合国の占領下で大規模な改革が行われ、天皇は象徴的な存在となり、民主化が急速に進みました。
昭和後半には、1950年代から始まる高度経済成長期により、日本は世界有数の経済大国へと成長しました。特に1964年の東京オリンピックは、戦後復興を世界に示す象徴的な出来事で、インフラ整備や産業発展が急速に進みました。電化製品や自動車産業などが飛躍的に成長し、生活水準が向上しました。
しかし、1980年代後半にはバブル経済が崩壊し、日本経済は停滞期に入りました。この経済状況が次の時代にも大きな影響を与えることになります。
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