ざっくり簡単解説!伊達忠宗とは?
伊達忠宗(だて ただむね)は、江戸時代初期の武将で、仙台藩の第2代藩主です。1599年、初代藩主伊達政宗の長男として生まれ、幼名を千代松と称しました。父である政宗の薫陶を受けて成長し、1614年には大坂冬の陣、1615年の大坂夏の陣に参陣して軍功を挙げました。
忠宗は、父・政宗の死後、1627年に仙台藩62万石を継承しました。藩主として、領内の安定と繁栄を目指し、新田開発や治水事業を推進しました。また、藩士への俸禄制の整備や藩校の創設など、内政面でも優れた施策を講じました。これにより、仙台藩の基盤をさらに強固なものとしました。
忠宗の治世は、徳川幕府との関係も良好で、藩主としての責務を全うしながら、領民の福祉にも配慮したとされています。1658年、忠宗は59歳で死去し、次代の藩主は長男の伊達綱宗が継ぎました。
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