ざっくり簡単解説!徳川家慶とは?
徳川家慶(とくがわ いえよし)は、江戸幕府第12代将軍で、1793年に第11代将軍徳川家斉の次男として生まれました。幼名は敏次郎。1837年、父・家斉の隠居に伴い、将軍職を継承しました。
家慶の治世中、天保の改革が行われました。老中水野忠邦を重用し、幕府財政の再建や社会秩序の立て直しを試みましたが、改革は失敗に終わりました。また、蛮社の獄では、開明的な蘭学者への弾圧が行われました。
1844年にはオランダ国王ウィレム2世から開国勧告を受けましたが、家慶はこれを拒否しました。1853年、アメリカのマシュー・ペリーが浦賀に来航し、開国を求めましたが、家慶はその対応に追われる中、同年に死去しました。
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