ざっくり簡単解説!徳川家継とは?
徳川家継(とくがわ いえつぐ)は、江戸幕府第7代将軍で、1709年に第6代将軍徳川家宣の四男として生まれました。幼名は鍋松。1713年、父・家宣の死去に伴い、わずか4歳で将軍職を継承しました。
家継の治世は、幼少であったため、側用人の間部詮房や儒学者の新井白石が幕政を補佐し、正徳の治と呼ばれる政治改革を推進しました。具体的には、貨幣の質を改善する正徳金銀の発行や、貿易の制限を行う海舶互市新例の制定などが行われました。
また、家継は学問や文化の振興にも関心を示し、儒教的な徳治主義を重視しました。しかし、在職わずか3年余りの1716年、家継は8歳で病没しました。短い治世ながらも、家継の時代に行われた政策は、後の幕府運営に影響を与えました。
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