ざっくり簡単解説!池田元助とは?

池田元助(いけだ もとすけ)は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将で、池田恒興の長男として生まれました。元助は、織田信長に忠誠を尽くした父とともに多くの戦いで軍功を挙げ、信長からも信頼を寄せられていました。1579年の有岡城攻めや、1581年の淡路島の攻城戦で優れた働きを見せ、信長から名馬を賜るなどその功績が評価されました。1583年の賤ヶ岳の戦いでは羽柴秀吉(豊臣秀吉)側に属し、柴田勝家軍と戦い、父と共に重要な役割を果たしました。

1584年の小牧・長久手の戦いにおいて、元助は父とともに徳川家康との戦いに挑みましたが、三河への進軍中に井伊直政の鉄砲隊の猛攻を受け、恒興と共に戦死しました。このとき元助は26歳で、その将来を嘱望された存在であったため、若くしての戦死は池田家にとって大きな損失となりました。元助の死後、家督は弟の池田輝政が継ぎ、後に播磨国姫路藩主として池田家の名を広めました。

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