ざっくり簡単解説!秋元凉朝とは?

秋元凉朝(あきもと すけとも)江戸時代中期の大名であり、武蔵国川越藩、のちに出羽国山形藩の藩主として知られています。1717年に生まれ、養父である秋元喬求の隠居に伴い、1742年に川越藩の藩主となりました。彼は政治においては奏者番や寺社奉行を務め、1747年には西の丸老中に就任し、朝鮮通信使の来訪時には各大名への朱印状発給を担当するなど、幅広く活躍しました。

しかし、田沼意次との対立が原因で、1764年に老中職を辞し、1767年には山形藩への転封が命じられました。これが田沼からの報復とみなされることもありました。1768年には隠居し、1775年に没しました。秋元凉朝の政治活動は田沼時代の背景と複雑に絡み合い、波乱に満ちたものでした。

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