ざっくり簡単解説!松平忠雅とは?

松平忠雅(まつだいらただまさ)は、江戸時代前期から中期に活躍した大名であり、出羽山形藩備後福山藩伊勢桑名藩の初代藩主として知られています。1683年に誕生し、父・松平清照の後を継ぎ、10歳で藩主となりました。その後、幾度も転封を経験し、最終的に桑名藩に拠点を移しました。忠雅は、桑名藩で藩校「進脩館」の設立に尽力し、藩の教育制度を基盤から整え、知識の継承に寄与しました。

忠雅はまた、従四位下・左近衛少将の官位を持ち、家柄や地位の高さを表しています。1746年に64歳で死去し、跡を三男の忠刻が継承。忠雅の設立した藩校や改革は、後の世代へと続き、桑名藩の基盤強化に大きな影響を与えました。

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