ざっくり簡単解説!最上家親とは?

最上家親(もがみいえちか)(1582年~1617年)は、戦国大名最上義光の次男で、出羽山形藩の第2代藩主として最上家の当主となりました。父・義光の指示で幼少から徳川家康に仕え、徳川秀忠にも家臣として従います。1600年の関ヶ原の戦いでは家康方に加担し、その後、父の死に伴い家督を継ぎました。

大坂の陣では徳川側に立ち、豊臣方に親しい弟の清水義親を粛清するなどして幕府への忠誠を示しましたが、家親は1617年、江戸で急死しました。その死因には毒殺説があり、これが藩内対立「最上騒動」を引き起こすきっかけとなります。息子の義俊が家督を継ぐも、家中で内紛が激化し、最上家は1622年に改易されることとなりました​。

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