ざっくり簡単解説!酒井直次とは?

酒井直次(さかいなおつぐ)(1596年~1630年)は、江戸時代初期の出羽国左沢藩(現在の山形県)の藩主であり、酒井忠次の孫にあたります。彼は元和8年(1622年)、兄である酒井忠勝庄内藩主となった際に、1万2000石の所領を分与されて左沢藩を立藩しました。直次は左沢楯山城の代わりに、小漆川(現在の大江町)に新たな城を築き、藩の基盤を整備しました。

しかし、寛永7年(1630年)に直次が急逝したため、後継者がなく左沢藩は一代限りで廃藩。小漆川城も破却され、左沢藩は庄内藩の預地となりました​。

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