ざっくり簡単解説!蒲生忠郷とは?
蒲生忠郷(1602年~1627年)は、江戸時代初期の大名で、会津藩の第2代藩主です。父・蒲生秀行の死後、わずか10歳で家督を継ぎ、60万石を領有しましたが、幼少であったため母の振姫(徳川家康の娘)が後見人となり藩政を支えました。忠郷は、会津で領内の統治や城下町の発展に尽力し、経済やインフラの整備を行いましたが、内部では家臣間の対立が絶えず、藩内には不安定な状況が続きました。
1627年、忠郷は疱瘡により25歳の若さで没し、子を残さずに蒲生家は断絶の危機に。代わりに弟の忠知が後継者となりましたが、忠知もまた嗣子がないまま早逝したため、最終的に会津藩は加藤嘉明に引き継がれ、蒲生家は会津から姿を消しました。
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