ざっくり簡単解説!川之江藩とは?

川之江藩(かわのえはん)は、江戸時代前期に存在した藩で、伊予国の川之江村(現在の愛媛県四国中央市)を中心に領有していました。藩は1642年に設立され、初代藩主は一柳直家です。藩の石高は約2万8千石でした。

川之江藩は、設立当初から短期間での存在となり、直家が没した後、藩はすぐに領地を没収されました。その結果、一柳家は播磨国にあった分領で存続し、小野藩となりました。このように、川之江藩はわずか数年の命でしたが、藩主が築いた川之江陣屋は地域の重要な拠点となりました。

藩の歴史は、地域の治安維持や経済発展に寄与しましたが、藩自体の存在は短命に終わりました。川之江藩の設立と廃藩は、徳島藩や他の藩の歴史の一部として重要な位置を占めています。

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