ざっくり簡単解説!西江原藩とは?
西江原藩(にしえばらはん)は、江戸時代中期に存在した藩で、元禄10年(1697年)に設立されました。藩主は森家で、初代藩主は森長継です。藩の石高は約2万石でした。藩庁は西江原陣屋に置かれ、最初は浅口郡片島村に居館を構えましたが、後に西江原に陣屋を移しました。
西江原藩は、森家の断絶に伴い設立された藩で、設立からわずか10年で廃藩となりました。宝永3年(1706年)、長直の時に赤穂藩へ転封されたため、藩としての役割を終えました。転封後は、藩主の森氏は徳川一橋家の所領となり、その後は代官所が設けられました。
藩の遺構としては、西江原陣屋跡が残っており、地域の歴史や文化に重要な役割を果たしています。
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