ざっくり簡単解説!若桜藩とは?
若桜藩(わかさはん)は、江戸時代に存在した藩で、因幡国八東郡(現在の鳥取県八頭郡若桜町)を領有していました。この藩の起源は、豊臣政権時代に遡り、当時の城主である木下重堅が関ヶ原の戦いで西軍に属し、敗北後に自害したことから始まります。若桜藩は慶長6年(1601年)に設立され、初代藩主は山崎家盛で、3万石で入封しました。
しかし、2代目藩主の山崎家治は元和3年(1617年)に転封され、その後は鳥取藩の一部として位置づけられました。藩はその後、池田家が治めることになり、池田徳定が藩主となったのは幕末期で、彼の時代には藩主が新政府軍に従ったことがありました。
若桜藩は明治4年(1871年)の廃藩置県により消滅し、その後は鳥取県に編入されました。藩の歴史は地域の政治や文化に影響を与え、今でも若桜町にはその名残が残っています。
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