ざっくり簡単解説!徳島藩とは?
徳島藩(とくしまはん)は、江戸時代に存在した藩で、阿波国(現在の徳島県)と淡路国を領有していました。藩庁は徳島城に置かれ、外様大名の蜂須賀家が藩主を務めました。藩の成立は戦国末期の天正13年(1585年)で、蜂須賀正勝が四国征伐の功により阿波国を与えられ、初代藩主となりました。
藩主は代々蜂須賀家が継承し、特に蜂須賀家政の時代には石高が増加し、最終的には25万石に達しました。藩は農業や商業を振興し、特に藍作が重要な産業となりました。また、文化面でも藩校やさまざまな文化事業が行われました。
明治4年(1871年)の廃藩置県により徳島藩は消滅し、徳島県となりました。藩の歴史は地域の発展に大きな影響を与え、特に徳島城は現在も観光名所として親しまれています。
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