ざっくり簡単解説!豊岡藩とは?
豊岡藩(とよおかはん)は、江戸時代に存在した藩で、但馬国城崎郡(現在の兵庫県豊岡市)を中心に領有していました。藩は慶長5年(1600年)に設立され、最初の藩主は杉原氏で、石高は2万石からスタートしました。しかし、承応2年(1653年)に杉原氏は除封され、その後、京極家が藩主として入封しました。
京極家は寛文8年(1668年)に3万5千石で入封し、藩政の安定を図りましたが、享保11年(1726年)には石高が1万5千石に減封されました。豊岡藩は、幕末の動乱期において幕府軍に協力し、特に生野の変では平野国臣らを捕縛するなどの活躍がありました。
最終的に、豊岡藩は明治4年(1871年)の廃藩置県により消滅しました。藩の歴史は地域の文化や政治に影響を与え、特に豊岡の街並みや風俗に色濃く残っています。
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