ざっくり簡単解説!西代藩とは?
西代藩(にしだいはん)は、江戸時代中期に存在した藩で、現在の大阪府河内長野市の西代村を居所としました。西代藩は1679年に、近江膳所藩の本多家から分家した本多忠恒により設立され、最初は1万石の石高を持ちました。
藩主は代々本多家が務め、特に2代目の本多忠統は1711年に陣屋を西代に構えました。忠統はその後、伊勢国の神戸藩に転封されることとなり、1732年に西代藩は廃藩となりました。藩主家はその後も神戸藩の一部として存在し続けました。
西代藩の陣屋は河内長野市の現在の中心地に位置しており、周辺にはその跡を示す説明板が設置されています。藩の歴史には、藩政や地域振興などの努力があったことが知られていますが、急速な転封や財政問題も影響して、短命の藩となりました。
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