ざっくり簡単解説!安土桃山時代とは?
安土桃山時代(あづちももやまじだい)は、1573年から1603年までの約30年間、日本が戦国時代から江戸時代へと移行する過渡期にあたる時代です。安土桃山時代の名前は、織田信長が築いた安土城(滋賀県)と、豊臣秀吉が築いた伏見桃山城(京都府)に由来しています。
この時代は、織田信長が戦国大名たちを次々と打倒し、中央集権的な統治体制を築こうとしたことに始まります。信長の後を継いだ秀吉は、信長の遺志を引き継いで天下統一を果たし、豊臣政権を樹立しました。また、秀吉は太閤検地や刀狩を実施し、武士と農民の区別を明確にし、農民を支配する体制を強化しました。
この時代には、キリスト教が広まり、南蛮貿易が盛んになるなど、日本と海外との交流も活発でした。しかし、1600年の関ヶ原の戦いで徳川家康が勝利し、1603年に家康が江戸幕府を開いたことで、安土桃山時代は終わりを迎えました。
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