ざっくり簡単解説!伊勢上野藩とは?

伊勢上野藩(いせうえのはん)は、江戸時代初期に伊勢国奄芸郡上野に存在した藩で、居城は伊勢上野城(現在の三重県津市河芸町上野)です。藩は、1601年に分部光嘉(わけべみつよし)が1万石の大名として立藩し、関ヶ原の合戦後に1万石が加増されました。

上野藩は分部家によって治められ、光嘉は信長の命令で上野城を築き、戦国時代を生き抜きました。関ヶ原の戦いでは東軍に属し、その後>徳川家康からの恩賞として石高が増えました。藩主の光嘉は1619年に近江国の大溝藩に転出し、藩は廃藩となりました。

上野藩の歴史は、豊臣政権と徳川政権の交錯する時代背景の中で発展し、藩主家の重要な役割がありました。藩が消滅した後も、分部家は歴史に名を残す存在として記憶されています。

江戸時代の関連記事