ざっくり簡単解説!十七条藩とは?

十七条藩(じゅうしちじょうはん)は、江戸時代初期に美濃国本巣郡十七条(現在の岐阜県瑞穂市)に存在した藩です。藩は1607年に成立し、初代藩主は稲葉正成で、石高は1万石でした。彼はこの地に入封し、十七条城を居城としました。

藩は、正成が松平忠昌の家老として越後国糸魚川に移封されたため、1618年に廃藩となりました。この移封により、十七条藩はその短い歴史を終えることとなりました。正成の後、彼の家系は尾張藩に仕官し、さらなる地位を築いていきました。

十七条藩は、設立から廃藩までの間に地域社会に一定の影響を与えましたが、その短命さから大きな歴史的役割は持ちませんでした。現在、十七条城跡は歴史的遺産として残り、地域の文化や歴史を知る手がかりとなっています。

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