ざっくり簡単解説!七尾藩とは?
七尾藩は、豊臣政権期に能登国(現在の石川県七尾市)に存在した藩です。藩の設立は1599年で、初代藩主は前田利政です。利政は、父である前田利家から能登の領地を分与され、藩庁は最初七尾城に置かれました。その後、藩庁は小丸山城に移されました。
藩は、当初の石高は21万5000石とされ、利政のもとで地域の発展が図られました。しかし、関ヶ原の戦いで西軍に与したため、藩主は改易され、七尾藩は1615年に廃藩となり、前田利長に吸収される形で加賀藩に組み込まれました。
藩の歴史は短いものの、七尾藩は地域の経済や文化に影響を与えました。藩の跡地には七尾城跡が残り、現在でも歴史的な名所として多くの人々に親しまれています。また、藩主の前田家は加賀藩の重要な一部として後世に名を残しました。
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