ざっくり簡単解説!小見川藩とは?
小見川藩(おみがわはん)は、下総国香取郡(現在の千葉県香取市小見川)に位置し、関東入国後の徳川家康によって譜代藩として立藩されました。初代藩主は松平家忠で、その後も土井利勝や安藤重信が藩主となりましたが、いずれも短期間で転封されました。
1724年、鹿沼藩から移された内田正親が1万石で小見川藩主となり、内田家による統治が幕末まで続きました。幕府の重職にも多く就き、5代藩主内田正肥は大番頭を務め、8代藩主内田正徳は軍艦奉行として活躍しました。幕末期の戊辰戦争では、最後の藩主内田正学が官軍に協力し、1871年の廃藩置県で藩は廃止され、その後は千葉県に統合されました。
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