ざっくり簡単解説!高岡藩とは?
高岡藩(たかおかはん)は、現在の千葉県成田市高岡に位置する小藩で、1640年(寛永17年)に徳川家光の家臣井上政重(いのうえまさしげ)が功績を認められ、1万石の領地を与えられて立藩しました。高岡藩の藩庁として高岡陣屋が築かれましたが、陣屋跡の遺構はほとんど残っていません。
藩主井上家は、島原の乱での功績などから、領地を少しずつ加増され、最終的には1万1500石を領するようになりました。幕末の11代藩主井上正順(いのうえまさより)は、新政府に恭順し、高岡藩を守り抜きました。1871年の廃藩置県により藩は廃止され、領地は新治県を経て千葉県に編入されました。
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