ざっくり簡単解説!板橋藩とは?
板橋藩(いたばしはん)は、江戸時代初期に下野国都賀郡板橋(現在の栃木県日光市)に設立された藩で、関ヶ原の戦いでの功績を認められた松平近正の嫡子、松平一生が1万石を与えられて立藩しました。板橋藩は約17年間存続し、1617年に松平氏が三河国西尾藩へ転封されたため廃藩となりました。
その後、板橋は直轄領や他藩の領地となり、日光街道沿いの重要な宿場町として発展しました。江戸時代を通じて旅人や大名の宿泊地として賑わい、板橋宿は徳川家の参勤交代の要所としても役割を果たしました。現在も、この地の歴史は日光市の文化に引き継がれ、地域の名所として人々に親しまれています。
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