ざっくり簡単解説!烏山藩とは?
烏山藩(からすやまはん)は、下野国那須郡(現在の栃木県那須烏山市)にあった江戸時代の藩です。最初の藩主は成田氏長で、1590年の小田原征伐後に2万石を領して烏山に入封しました。その後、藩主は堀氏、松下氏などが交代で務めましたが、1725年からは大久保氏が藩主となり、3万石の規模で幕末まで続きました。
大久保氏時代には、領内の治水や農業の奨励が進められ、烏山の発展が図られました。また、幕末には新政府に従い、宇都宮城攻防戦で支援を行うなど、重要な役割を果たしました。藩庁である烏山城は山城で、現在でも史跡として訪れることができ、当時の面影を残しています。
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