ざっくり簡単解説!大胡藩とは?
大胡藩(おおごはん)は、江戸時代初期に上野国(現在の群馬県前橋市大胡地区)に設立された藩で、初代藩主は徳川家康に仕えた譜代大名の牧野康成です。康成は関東に転封された家康から2万石を与えられ、1590年に大胡藩を立藩しました。彼は大胡地区に城を築き、地域の基盤を整備し、町割りを行うなど大胡藩の基礎を築きました。
関ヶ原の戦いで徳川方に属した康成は、上田城攻めでの指揮に失敗し、一時蟄居を命じられましたが、1604年に恩赦を受けて再び大胡藩の藩主に復帰しました。康成の死後、大胡藩は廃藩となり、その所領は他の藩へと再編されました。彼の居城であった大胡城跡は、現在も地元の歴史的な遺構として保存されています。
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