ざっくり簡単解説!応仁の乱とは?
応仁の乱(おうにんのらん)は、1467年から1477年にかけて発生した内乱で、日本の戦国時代の幕開けとなった戦争です。室町幕府の権力が弱体化し、将軍家の後継問題や有力大名同士の対立が激化した結果、全国規模の内戦に発展しました。
主な争いは、足利義政の後継者問題と、畠山・斯波両家の家督争いをめぐって行われ、細川勝元率いる東軍と山名宗全率いる西軍が中心となりました。戦闘は京都を主戦場に行われ、市街地は荒廃し、多くの寺院や家屋が焼失しました。10年にわたる戦いは決着がつかず、両軍ともに疲弊したため、実質的に戦争は自然終息を迎えました。
応仁の乱によって、各地の大名たちは力を強め、中央権力の統制が崩壊したため、日本は長い戦国時代に突入しました。
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