ざっくり簡単解説!白河藩とは?

白河藩(しらかわはん)は、江戸時代陸奥国(現在の福島県白河市)に位置した藩で、1627年に丹羽長重が10万石で立藩しました。その後、複数の大名家が藩主を務め、特に有名なのが第3代藩主の松平定信です。定信は江戸幕府の老中として寛政の改革を行い、藩政だけでなく全国規模の改革に尽力しました。

白河藩は奥羽地方の重要な防衛拠点として外様大名の監視役を担い、幕末には阿部家が藩主を務めましたが、戊辰戦争新政府軍と戦い、白河城は戦火で大部分が焼失しました。1868年に藩主が棚倉藩に転封され、白河藩は一度消滅しましたが、同年に一時的に復活。その後、1871年の廃藩置県で廃藩となり、最終的には福島県に編入されました。

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