ざっくり簡単解説!守山藩とは?

守山藩(もりやまはん)は、江戸時代陸奥国(現在の福島県郡山市)に位置した藩で、水戸徳川家の支藩として1700年に成立しました。当初、藩主の松平頼貞は、額田藩(常陸国)から移されて藩を開きました。守山藩は2万石の小藩ながら、水戸藩の一部として重要な役割を果たし、江戸幕府の政策に関与する場面もありました。

藩庁は守山陣屋に置かれ、常陸国にも所領があり、松川陣屋を管理していました。幕末期、守山藩は徳川幕府の存続を支持して<戊辰戦争に参加し、その後、藩体制が解体されました。明治時代の初期に至るまで守山藩は存続していましたが、1871年の廃藩置県で幕を下ろしました。

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