ざっくり簡単解説!建武の乱とは?
建武の乱(けんむのらん)は、1335年から1336年にかけて起こった反乱で、後醍醐天皇による建武の新政が失敗に終わった後、足利尊氏が反旗を翻した戦いです。後醍醐天皇は鎌倉幕府の滅亡後、天皇による直接統治を目指して改革を進めましたが、急激な変化に武士たちが反発しました。
1335年、足利尊氏は鎌倉を拠点に、天皇に対抗して自らの政権樹立を目指しました。1336年の湊川の戦いで尊氏は楠木正成や新田義貞を破り、京都を制圧。後醍醐天皇は吉野に逃れて南朝を立ち上げ、これが南北朝時代の始まりとなりました。
建武の乱は、武士による統治が再び中心となり、後に室町幕府が成立する契機となった重要な出来事です。
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