ざっくり簡単解説!大覚寺統とは?
大覚寺統(だいかくじとう)は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて存在した天皇家の一系統で、亀山天皇の子孫による系統です。持明院統と皇位を巡って対立し、皇位継承を巡る争いが南北朝時代の発端となりました。
大覚寺統の代表的な天皇である後醍醐天皇は、鎌倉幕府打倒を目指し、1333年に建武の新政を開始しましたが、内紛により失敗に終わりました。その後、大覚寺統は南朝として、持明院統(北朝)と対立しました。南朝は正統な皇位継承を主張し、吉野を拠点に戦い続けましたが、最終的には北朝が勝利し、大覚寺統は歴史の表舞台から消えました。
この時代の皇位争いは、日本史における重要な政治的分裂の一つです。
- 最終更新日: