ざっくり簡単解説!後鳥羽上皇とは?

後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)は、1183年から1198年まで在位し、その後は上皇として院政を行いました。鎌倉幕府との対立を深めたことで知られ、1221年には承久の乱を起こして幕府に対抗しました。後鳥羽上皇は、武士の力が強まる中で朝廷の権威を回復しようと試みましたが、乱は失敗し、彼は隠岐に流されました。

政治的には敗北したものの、後鳥羽上皇は文化的にも優れた功績を残しました。特に『新古今和歌集』の編纂を命じたことは、日本の文学史において大きな意義を持ちます。彼は和歌に深い関心を持ち、文芸活動を積極的に支援しました。

後鳥羽上皇の人生は、政治的な挫折と文化的な繁栄という二面性を持ち、歴史的に重要な位置を占めています。

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