ざっくり簡単解説!龍ヶ崎藩とは?

龍ヶ崎藩(りゅうがさきはん)は、明治初期に短期間のみ存在した藩で、現在の茨城県龍ケ崎市に位置していました。1871年に米津政敏が上総国の大網藩から藩庁を移し、藩名を龍ヶ崎藩に改称しました。藩の石高は1万1000石で、河内郡の一部を含む6村が管轄地域に加えられましたが、同年の廃藩置県によりすぐに廃藩となりました。

短期間の存続期間であるため財政は不安定で、龍ヶ崎藩はたびたび政府に財政支援を求めていました。その後、龍ヶ崎藩の地域は龍ヶ崎県として一時的に管理され、後に新治県へと編入されました。龍ヶ崎藩の名残として、龍ヶ崎市周辺には当時の史跡が残されています。

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