ざっくり簡単解説!黒船とは?

1853年(今から172年前)

黒船(くろふね)は、江戸時代末期の1853年6月3日(嘉永6年6月3日)、アメリカ合衆国のマシュー・ペリー提督が率いる4隻の軍艦が、日本の浦賀沖に来航した際の艦船を指します。これらの艦船は黒い船体を持ち、蒸気機関を備えていたため、日本人から「黒船」と呼ばれました。ペリーの来航は、日本に開国を迫るものであり、翌年の1854年3月31日(嘉永7年3月31日)に日米和親条約が締結され、日本は鎖国政策を終え、開国への道を歩み始めました。この出来事は、日本の近代化の契機となり、幕末の政治情勢に大きな影響を与えました。

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