ざっくり簡単解説!高須藩とは?
高須藩(たかすはん)は、江戸時代に美濃国(現在の岐阜県海津市)に存在した藩で、藩庁は高須陣屋に置かれていました。藩の設立は1600年で、関ヶ原の戦い後に入封したのは徳永寿昌で、石高は5万673石でした。寿昌は高須城を整備し、藩政を確立しましたが、1628年に改易となり、次に小笠原家が2万2千石で藩主を務めました。
その後、1700年からは松平家が藩主となり、3万石に加増されました。特に、松平義行やその子の松平義建は藩の発展に寄与し、幕末には高須四兄弟と呼ばれる人物たちが生まれ、彼らは幕末の動乱期に活躍しました。
高須藩は、幕末期に重要な役割を果たし、特に松平義建は戊辰戦争において藩主として指導的立場にありました。また、藩校「日新堂」を設立し、学問の奨励にも力を入れました。藩は1871年に廃藩置県により消滅し、高須の歴史と文化は地域に影響を与え続けています。
- 最終更新日: