ざっくり簡単解説!遠江久野藩とは?
遠江久野藩(とおとうみくのはん)は、江戸時代に遠江国(現在の静岡県袋井市)に存在した藩で、藩庁は久野城に置かれていました。この藩は、元々は今川氏に仕えていた久野氏に由来し、関ヶ原の戦い後、徳川家康のもとで新たな所領を得て成立しました。
初代藩主は北条氏重で、彼は1万石の所領を与えられました。藩は1641年に成立しましたが、その後、氏重は下総国の関宿藩へ転封され、久野藩は一時廃藩となります。その後、藩は再度立藩されるものの、1691年には内紛により改易されてしまいました。
藩の歴史は短く、転封や改易が続きましたが、久野藩の存在は、地域の歴史に影響を与えるものであり、久野城跡は今でも観光地として訪れられています。この藩の歴史は、戦国時代から江戸時代の移り変わりを反映しており、地域の政治や文化において重要な役割を果たしました。
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