ざっくり簡単解説!足利義量とは?
足利義量(あしかが よしかず)は、室町幕府の第5代将軍であり、4代将軍足利義持の弟として1423年に将軍職を継ぎました。しかし、義量は若くして将軍となり、その治世はわずか3年という短期間に終わりました。義量は体調が優れず、健康問題に悩まされていたため、将軍としての政治的な活動はほとんど行えませんでした。
義量の時代には、幕府の政治や外交に大きな変化は見られず、実際の政務は義持時代の継続となりました。義量が病弱であったため、幕府の実務は側近や義持が引き続き行っていたとされています。
1425年、義量はわずか20歳で亡くなり、彼の死後、室町幕府は再び混乱に見舞われました。義量の死後、後継者を巡る権力争いが発生し、室町幕府の体制が大きく揺らぐことになります。義量の死によって、義持が再び権力を握り、次の将軍選びに時間がかかることになりました。
- 最終更新日: