ざっくり簡単解説!足利義輝とは?
足利義輝(あしかが よしてる、1536年 – 1565年)は、室町幕府第13代将軍であり、戦国時代の混乱の中で将軍としての権威を守ろうとした人物です。義輝は将軍に就任後、各地の大名を調停し、室町幕府の支配権を回復しようとしましたが、戦国大名たちの独立志向が強く、実権を取り戻すことはできませんでした。
義輝は剣豪としても知られ、特に有名なのが1565年の永禄の変です。この事件では、三好長慶の一族と松永久秀の謀反により、二条御所に攻め込まれます。義輝は自ら剣を取り戦いますが、多勢に無勢で討ち死にしました。彼の死後、室町幕府の権威は急速に衰え、戦国時代の大名による分立が一層進みました。
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