ざっくり簡単解説!足利義昭とは?

1537年-1597年(満60歳没)
足利義昭(あしかが よしあき)は、室町幕府最後の将軍(第15代)であり、戦国時代の混乱の中で将軍職を追われた人物です。義昭は、兄である足利義輝の死後に将軍に就任しましたが、実権はすでに失われており、諸大名の力に依存する形で政治を行いました。

織田信長の支援を受けて上洛し、将軍職に就くも、次第に信長との対立が深まりました。最終的に、信長は義昭を追放し、室町幕府は事実上崩壊しました。その後、義昭は豊臣秀吉に庇護され、京都で余生を送りましたが、将軍としての権威を取り戻すことはありませんでした。彼の失脚は、室町幕府の終焉を象徴する出来事として記憶されています。

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