ざっくり簡単解説!谷川藩とは?
谷川藩(たにがわはん)は、江戸時代初期に存在した藩で、現在の大阪府泉南郡岬町に位置していました。藩は1606年に桑山清晴が祖父である桑山重晴の遺領の一部、1万石を分与されて立藩しました。桑山家は元々和歌山城代を務めており、谷川藩の成立はその後の支配体制の一環でした。
しかし、谷川藩は短命で、1609年に桑山清晴が幕府の勘気を受けて蟄居処分となり、藩はわずか3年で改易されました。これにより、谷川藩の領地は父の桑山元晴の領有する大和国の御所藩に編入されました。
谷川藩は、幕府の勘気によってその存在を消しましたが、桑山家の歴史やその影響は他の藩にも引き継がれています。例えば、桑山元晴の子孫は後に大和新庄藩を立藩するなど、地域の歴史において重要な役割を果たしました。
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