ざっくり簡単解説!臼井藩とは?

臼井藩(うすいはん)は、下総国印旛郡(現在の千葉県佐倉市臼井)を中心に構え、徳川家康の家臣であった酒井家次(さかい いえつぐ)が3万石で藩主として治めたことから成立しました。臼井藩の中心には臼井城があり、酒井家次はこの城を拠点に地域の統治を行いました。家次は1604年に上野国高崎藩に転封されたため、臼井藩は短期間で廃藩となりました。

家次の父、酒井忠次の尽力で一時的に発展した臼井藩は、忠次の影響力もあり、多くの幕臣から信頼を得ていました。臼井城は、廃藩後も地域の歴史を象徴する地として存在し続けています。また、家次が移封された際には大信寺を高崎に移設し、酒井家の祈願所として後世に残されました。

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