ざっくり簡単解説!米沢新田藩とは?
米沢新田藩(よねざわしんでんはん)は、1719年に上杉吉憲が弟の上杉勝周に米沢藩領の新田1万石を分与し、支藩として成立しました。藩庁は米沢城の二の丸に置かれ、外様大名として米沢藩と連携しつつ統治されました。歴代藩主は上杉家の一族が継承し、石高は1万石のまま推移しました。
米沢新田藩は、幕末期の戊辰戦争では中立の立場を取っていましたが、最終的に宗藩である米沢藩が新政府側に加わった影響を受けました。1869年、藩主上杉勝道の時代に宗藩の米沢藩へ併合され、米沢新田藩は消滅しました。これにより、米沢藩と共に1871年の廃藩置県を迎え、米沢新田藩は完全に歴史から姿を消しました。
- 最終更新日: