ざっくり簡単解説!窪田藩とは?
窪田藩(くぼたはん)は、江戸時代初期に陸奥国菊多郡(現在の福島県いわき市)に成立し、土方雄重が初代藩主を務めました。1622年、土方家が菊田(窪田)地域を拝領し、能登国内の1万石と合わせて2万石の所領を持ち、窪田藩が立藩しました。藩主は代々土方家が務め、特に2代藩主の土方雄次は灌漑施設や新田開発を行い、藩の基盤を整えました。
しかし、3代目藩主・土方雄隆の時代に御家騒動が発生します。家督相続を巡る争いが激化し、幕府により1684年に窪田藩は改易(藩が取り潰される)となりました。その後、窪田地域は幕府の直轄領となり、土方家は旗本として存続する形で明治時代を迎えました。
- 最終更新日: