ざっくり簡単解説!神戸藩とは?
神戸藩(こうべはん)は、江戸時代に伊勢国(現在の三重県鈴鹿市)に存在した藩で、1601年に一柳氏が入封し、5万石を領有しました。初代藩主は直盛で、彼は神戸城を居城として藩政を確立しました。その後、1651年には石川氏が藩主となり、2万石の知行高を持ちました。
1732年には本多忠統が藩主に就任し、彼の時代に神戸城が再建され、藩校も設立されました。藩主は頻繁に変わりましたが、本多家が最も長く藩主を務め、7代にわたって治めました。特に忠統は文人としても知られ、教育にも力を入れました。
神戸藩は、幕末には藩主が特に目立った活動をせず、明治維新を迎えることになります。1871年の廃藩置県により、神戸藩は消滅し、その領地は三重県に編入されました。藩主家は明治2年に華族に列し、明治17年には子爵に昇進しました。
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