ざっくり簡単解説!石川藩とは?

石川藩(いしかわはん)は、江戸時代前期に陸奥国(現在の福島県石川郡)に設立された藩で、1662年に本多忠利が1万石の領地を与えられ、白河藩の支藩として成立しました。忠利は、本多忠勝の曾孫であり、徳川家康に忠誠を誓った譜代大名の一員でした。石川藩は、本多家の支配下で16の村を統治し、陣屋を中心に藩政を行っていましたが、1681年に忠利が三河国挙母藩(現在の愛知県)へ転封されることになり、約19年で廃藩となりました。

石川藩は短期間の存在でしたが、幕府の地方統治における支藩の役割を果たし、忠実な譜代大名として幕府の方針に従っていました。

江戸時代の関連記事