ざっくり簡単解説!白井藩とは?
白井藩(しろいはん)は、江戸時代初期に上野国群馬郡(現在の群馬県渋川市白井)に存在した藩で、徳川家康の関東入封により本多康重が2万石を与えられて成立しました。康重はその後、関ヶ原の戦いで功績を上げたことから三河国岡崎藩に移封され、白井藩は一時廃止されました。
その後、1618年に本多康重の三男である本多紀貞が1万石で白井藩主として入封しましたが、紀貞が1624年に嗣子なく死去したため、白井藩は再び廃藩となり、白井城も破却されました。白井藩の領地はその後、旗本の支配地に分割され、幕府直轄地となりましたが、白井城跡は今も地域の史跡として保存されています。
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