ざっくり簡単解説!源義仲とは?

源義仲(みなもとの よしなか)は、平安時代末期の武将で、源氏の一族です。父は源義賢で、幼少期に父を失い、信濃国木曽谷で育ちました。そのため、一般に木曽義仲として知られています。

治承4年(1180年)、以仁王の令旨を受けて挙兵し、平家打倒を目指しました。寿永2年(1183年)には、北陸道を進軍し、倶利伽羅峠の戦いで平家軍に大勝利を収め、京都に入京しました。しかし、入京後は後白河法皇との関係が悪化し、朝廷内での支持を失いました。

その後、源頼朝の命を受けた源義経・源範頼の軍勢と対立し、元暦元年(1184年)の宇治川の戦いで敗北。近江国粟津で討ち取られ、享年31歳でした。

義仲は、勇猛果敢な武将として知られ、特に倶利伽羅峠での戦功は歴史に名を刻んでいます。しかし、政治的手腕に欠け、朝廷や他の源氏との関係悪化が彼の最期を招いたとされています。

平安時代の関連記事